研究計画書の書き方
大学院入試の際に、願書と一緒に提出することになる書類の1つに研究計画書があります。
研究計画書とは、大学院で取り組みたい研究の目的・方法・成果などを記した計画書のことです。
大学院によって規定は異なりますが、A4用紙に数枚程度の分量がほとんどです。
しかし、提出書類だからといって油断は禁物です。
研究計画書は英語や専門科目と同じくらい、もしくはそれ以上に注意して作成してください。
というのも、これは受験生であるあなたが大学院で何をやりたいのか、
その大学院を志望理由は何なのか、そしてどのような手段で研究を進めていくのか、
など大学院における研究生活を凝縮した内容となっています。
もちろん口頭試問(面接)では、この研究計画書に基づいて、質問が行われます。
穴があれば、その部分の詳細必ず質問されることでしょう。
できるだけ完成度を高めたいところです。
研究計画書の書き方とは
専門分野の知識を深め研究計画の方向性を決める
まずは自分の研究したい専門分野の理解を深めなければ、何事も始まりません。
その分野と関連のある、大学時代の教科書・専門書籍・学術論文を通して、
勉強していきましょう。
たくさんの書籍や論文に目を通しているうちに、
専門分野の知識が深まって、その分野で自分が何を研究したいか、
自ずと方向性が見えてくるはずです。
そして、自分の研究にオリジナリティはあるのか、
研究意義はあるのか、別の研究アプローチはないか、
など研究のヒントも参考資料から得られることでしょう。
テーマや手段など詳細を絞り込む
参考文献などから、テーマや方法の方向性が定まってきたら、
今度はそれらを自分の研究に落とし込んでいきましょう。
自分が大学院に入ってからやりたい研究は何なのか、
大学院を卒業後、この研究はどのような社会貢献を果たすのか、
これは口頭試問でも問われやすい部分ですので、
今一度考え直してみるとよいでしょう。
そしてこの段階で研究のテーマ、目的、手段を
できるだけ明確にしていきましょう。
具体的に書いていく
次は固まったテーマや目的を文章にしていくことになりますが、
タイトルは変に凝ったものにする必要はありません。
研究計画書の趣旨を簡潔にかつ端的に表すタイトルにしてください。
そして、その研究計画を考えるに至った経緯を述べましょう。
これは志望動機にもつながる部分です。相手側を納得できるような
妥当性のある理由付けを考えてください。
次に研究目的を書き出し、詳しい手法を説明してください。
調査や分析方法は修士2年間という期間を考えて、できる規模のものに押さえておきましょう。
参考文献をまとめる
最後に研究計画書作成のために活用した文献は記載しておく方が無難でしょう。
既に認知されている文献から参考にしましたよ、と出所を明らかにすることで、
論拠の所在が明確になるので、より説得力のある研究計画書になることでしょう。
大学院入試は大学受験と科目や難易度が異なるだけでなく、
「研究内容」が深く関わる試験です。
そのためレベルも高く、きちんとした対策を行う必要があります。
そこで、大学院進学を考えている方を対象に、その勉強法や効果的な入試対策を解説した
無料のメールセミナー【大学院受験7つの必勝法】のサービスを開始しました。
このメールセミナーで学んだことを、ご自身の大学院受験や勉強法に取り入れていただければ、
志望校合格に役立つこと間違いありません。
このメールセミナーについての詳しいカリキュラムは 「大学院受験の7つの必勝法」 をご覧ください。
まずは下記のフォームにメールアドレスとお名前をご登録ください。
登録されたその日に、早速1つ目の必勝法をお届けします。
※ご登録いただいたメールアドレス宛にメールをお届けいたします。
大学院受験に役立つ英語和訳メルマガも特別に配信させていただきますので、
アドレスの打ち間違えのないようにご登録くださいね。
最強の添削指導を受けて志望大学院の英語入試を攻略する
試験では点を取りやすい解答の仕方があります。それが一番はっきり分かるのが、英語和訳の解答の仕方です。
『大学院英語 入試添削講座』は入試に特化した長文英語和訳の添削講座です。本番で出題されやすい人文社会系や自然科学系の英文を厳選しました。
大学院過去問から厳選した問題を使って、本番で点数を取りやすい和訳の仕方を指導します。また、「英文法」「和訳」「直前期の演習」と、強化したい部分にあわせてさまざまなコースを選ぶことができます。
『大学院英語 入試添削講座』は毎月定員が10名に達し次第、お申し込みを締め切らせていただきます。
今月のお申し込み受付は限定10名まで! 添削講座の詳細は 大学院英語 入試添削講座 をご覧ください。
また『大学院英語 入試対策講座』の詳細を記したパンフレットを無料でお届けしています。
詳しくは資料請求からお問い合わせください。